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脂漏性皮膚炎の原因と症状

「脂漏性皮膚炎」はマラセチアの増殖が原因で起こる皮膚炎です。

 

私たちの肌には常在菌が存在しており、その中にマラセチア菌というカビの一種も含まれています。

 

マラセチア菌は高温多湿のところを好む性質があり、私たちの皮脂を栄養源として活動しているので皮脂や汗の多い部分に棲息します。

 

体のなかで皮脂や汗が多くなる場所といえば、皮脂腺の多い頭皮・鼻の周り・耳の後ろ・胸元・腋の下などです。

 

皮脂腺の多い部位でマラセチア菌が異常に増殖すると、皮脂が分解されて遊離脂肪酸が出きますが、これが肌の炎症を起こす原因の一つといわれています。

マラセチアが増殖する原因

マラセチア菌が好む皮脂や汗が多い環境を作り出してしまうのは、どのようなときでしょうか。

 

まず男性ホルモンには皮脂腺を肥大化、活性化させる作用があるので、脂漏性皮膚炎になる人は女性に比べて男性の方が多いです。

 

また女性でも生理前などプロゲステロンが皮脂の分泌を促進するためホルモンバランスが乱れると皮脂分泌量が増えますす。

 

それ以外にも、ストレスや睡眠不足・間違った洗顔・洗髪(すすぎ不足や過度の洗い方)・偏った食生活(脂肪の多いものや甘いものの過剰摂取、ビタミンC・B2・B6などの不足)でも皮脂の分泌量が過剰になります。

 

つまり生活習慣の乱れが皮脂分泌をも変えてしまうのです。

脂漏性皮膚炎の症状

脂漏性皮膚炎になると、皮膚の境界明瞭な赤み・痒み・湿疹・カサツキ・フケのような皮膚の剥がれ・皮脂の酸化による臭いなどの症状がみられます。

 

頭皮の痒みが悪化するとどんどんひどくなり、かさぶたができるようになります。

 

そのため脂漏性皮膚炎は症状が悪化するっと抜け毛の原因にもなります。

脂漏性皮膚炎の治療

脂漏性皮膚炎は慢性化する恐れがあるので、疑わしい症状が見られた時は皮膚科に行き診察を受けましょう。

 

治療はステロイドや抗真菌剤、専用のシャンプーを使うことが多いです。

 

自己治癒は難しいので、早めに病院に行き治療を受けることが懸命です。

 

成人の脂漏性皮膚炎は、マラセチア菌と皮脂の過剰分泌によって起きた皮膚トラブルです。

 

もし頭皮にできてしまった場合、育毛を妨げてしまうので、頭皮環境を改善するための対処を優先的に行いましょう。